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circaのブログ

ほんでもまんで生きとるわいね

情けは人の為ならず

今朝も楽しみにしている『マッサン』から一日が始まる。

と言いたいところだけれど、起床すぐに天気予報をチェックしようとテレビをつけたのが運のつき。最初に目に飛び込んできたニューズは、わたしの心をひどく重くした。

 

『山林から犬の死骸40匹が発見される』

 

違法に繁殖された上に流行を過ぎて売れなくなった子犬たちの、哀れな末路だろうか。わたしの頭の中では、あれこれと嫌な想像が展開する。犬だけじゃない。猫だって小鳥だって、ペット商品としてこの世に生を受けた動物たちは、多かれ少なかれこんな目に遭っているのが現状。こういうことをする人たちは、動物の命をなんだと思ってるんだろう。動物は玩具じゃない。わたしたち人間と同じ命なんだ。命を粗末にするのは、いつも人間だけじゃないか。腹が立つ。そして悲しくなる。わたしは人間も動物も等しく大好きだけれど、こんなことをする人間は大きらいだ。

 

見るに耐えられず、チャンネルを変えて音声を消した。8時になるまで。

 

そしてわたしの身体は「これはいったい誰の身体でございます?」と問いたくなるほど痛む。左腕が特に激痛で、指先は痺れ、手先は軽い痙攣まで起こしている。さっきのニューズで重くなった心に追い打ちをかけるように、またも動揺する。

 

なんて朝だ。

 

などとブツクサ言っていても状況が好転するわけじゃない。ひとまずゆっくりと背筋・首筋を伸ばしてストレッチしてみる。そして激痛に悲鳴をあげる左腕をそっと右腕で支えながら、ゆっくり屈伸運動を試みる。窓の外には灰色の雲。予報では今日は雨。すんばらしい。この低気圧な土曜の朝に、この病気がわたしと友好条約を結ぶわけがない。だからいつもより痛むのじゃ。

 

熱いコーヒーに続いて緑茶を入れる。緑茶のきれいな緑色とその香りが心地よい。やっとわたしの脳内から「うれしいな」物質が出始めた。

 

そしていつもの通り、「なつかしい人々 なつかしい風景♫」と、中島みゆきさんの歌が始まる。8時だよ、全員集合!

 

Mrs. ママレードとMr. ウィスキー

 

ドラマを 見ていてまたも「ブホッ」と吹き出してしまった。

Mrs. ママレードのエリーは、遠い異国の地からこの日本へきて、周りの人たちからこんなにも愛されている。彼女の人懐こい笑顔と、困った時はお互いさまと、いつも誰にでも優しく手を差し伸べる、彼女の人柄のおかげだねえ。イノシシ鍋みんなが作ってくれて、エリー良かったね。ご近所さんたちもみんなもいい人じゃ。

 

一方のMr. ウィスキーは、オロオロするばかりの役立たず少年になりさがっている。でも愛する人が病気になった時、男の人はたいていあんな風になるのかな。憎めないMr. ウィスキーである。エリーの傍から離れないマッサンの姿も愛おしいじゃないか。空腹に耐えきれず、風邪薬を作るためのママレードを全部食べてしまった昨日の回では、「ったくもう。ケンタより子供だよ、この人はっ」と突っ込みを入れてしまったが。

 

エリーと一緒ならどんな苦労も乗り越えていけるんじゃ!マッサンとエリーの笑顔とBig hug。二人の心から誤解が解け、愛と絆が深まる。ええ話や~。そしてドラマは更なる展開の予感を残して終わった。また来週。

 

ドラマに見入っていたら、心の中から重たいものは流れ落ちた。

 

薬もそこそこに効き始めた。左腕の激痛は「痛いわよ」くらいまで落ち着いてきている。今日もこうして薬で「痛いわよ」程度に身体を落ち着かせながら、わたしはわたしに出来る「情けは人の為ならず」をやっていこう。

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