読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

circaのブログ

ほんでもまんで生きとるわいね

冬きたりなば春遠からじ

「冬来たりなば春遠からじ」は、英語でなんて言うのか興味が湧いたので調べてみました。

''If Winter comes, can Spring be far behind?''

だそうです。原作は、英国人シェリーの「Ode to the West wind (西風に寄せる歌)」という詩の一節だとか。

 

学生時代、英詩を学んだはずのわたしは覚えていません。

 

寒く、日照時間も短いこの時期。訃報に接するのがことさら辛く感じられます。それがSNSの、インターネット越しの誰かの死であっても。

 

以前、新聞をとっていた頃は、この時期新聞を読んでも気持が重くなったのを覚えています。クリスマスや年末の頃に執行された死刑の記事。あれがたまらなく嫌でした。毎年のことではないけれど、2年くらい続けて年末に執行された年があったように記憶しています。

 

何もこんな時期にやらなくても・・。

そんな考えから、今では死刑廃止を思うまでに気持は変わったのだけれど。

 

話がそれてしまったけれど、今思うのは、街がクリスマス・ムードで華やいでいる時に、この街の、日本の、或いは世界の何処かで泣いている人がいることを思うと、その悲しみは何倍にも深く感じられてしまうのです。

 

本当は、どの季節に亡くなったって、死は大抵悲しいものなのだけれど。

 

遠からぬ春を見ることなく逝ってしまった友人。

 

彼女とのチャット履歴を今朝、ずっと読み返していました。

秘密のガールズ・トークや、笑いや、悲しみや、色んなことをネットの向こうとこちら側で共有してくれた人。いつもわたしを、励ましてくれた人。

 

彼女にまだ、さようならが言えません。

彼女が旅立った日から、マザー・テレサのこの言葉が頭から離れません。

 

''Kind words can be short and easy to speak, but their echoes are truly endless.''

 

彼女がわたしにくれた、優しくてありふれた言葉が、今もわたしの中で繰り返し聞こえてくるようです。

 

わたしは生きて、遠からぬ春を待つんだね。