circaのブログ

ほんでもまんで生きとるわいね

早起きして三文の徳を得る

今朝もいつも通り4時頃目が覚めた。

 

ここ1年くらいずっとそうなんだけれど、特に夏に入ってから酷くなったのは、右腕の痛み。腕のつけ根から痛んで、最近は首回りまで痛む。強烈な痛みで、夜中や明け方に、自分のうめき声でよく起きる。それで、今朝も同じように目が覚めた。

 

痛みの余り、PCを開くとか、スマホを見ることも出来ないけれど、コーヒーだけは淹れる。ひとまずそこから始める。そして昇る太陽を見上げる。すると、気分だけは下がらずに済む。だから熱中症で何度ひっくり返っても、夏はやっぱり好きだ。

 

今日も早朝散歩に出掛けた。昨日は少し出発が遅くなって、午後から典型的な熱中症の症状が現れてしんどかったので、今朝は6時ちょっと過ぎに家を出た。やっぱりこの季節は、なるべく早めの時間帯に運動した方がいい。

 

近所の広場で軽い筋トレをした。割れた半月板をかばいながらの筋トレは中々難しい。気をつけながらゆっくり屈伸運動をしても、膝に痛みが走る。けれど、痛みを言い訳にサボっいてる場合じゃない。自分の身体なんだから、出来る範囲で出来ることをやってみる。体力をつける為に。落ち切った筋力を取り戻す為に。これがわたしの、この夏の目標。今年の夏は、蟻とキリギリスの蟻になると、決めている。しょっちゅう挫折するけど。

 

屈伸運動はいでーよ。

身体の何処を動かしても、ホントはいでーよ。いでーんだよ(泣

 

しかめっ面で筋トレをしながらふと顔を上げると、近所のおばさんがニッコリ笑って立っていた。あ、〇〇さん!おはようございます!お久しぶりです!とわたし。おばさんも「〇〇ちゃん、久しぶりね!」と笑顔。聞けばおばさん、これから近くの公園にラジオ体操をしに行くと言う。これだ!と思ったわたしは、「わたしも一緒に行っていいですか?」と即座に尋ねた。おばさんは「もちろんだよ」と更に大きな笑顔を見せてくれた。運動は一人で黙々とするより、みんなでやった方が楽しいに決まってる!

 

おばさんと二人、たわいもない話をしながら、近所の小さな公園に向かう。近所に住む希望者が集って、毎朝そこでラジオ体操をやっていることは知っていた。もう10年以上前から続いていることも知っている。でも参加するのは今朝が初めてだった。おばさんは、向こうの公園では太極拳をやっているグループがあること、更に別の公園ではヨガをやっているグループがあることなどを教えてくれた。

 

「自分の身体だもん。自分で鍛えなきゃと思ってさ、5年前から毎朝やってるんだよ。真冬の日も雨の日も、休まずにね」とおばさん。凄い!御年80歳のこのおばさん、実はわたしの小中学生時代の同級生のお母さん。5年間も休まずにずっと体操して鍛えているなんて凄いよ!自分のほぼ寝たきりの5年間を振り返ると、あたしゃ情けないよ。

 

「公園に着いたら、とにかく『おはようございます』って挨拶すればいいんだよ。挨拶は大切。ねえ」

 

ちょっと江戸っ子調の、チャキチャキした物言いをするおばさん。説教がましくもなく、当たり前のことをサラッと話す。おばさんの話を聞いているだけで気分が盛り上がる。おばさん、背筋も伸びていて、シャキンとしている。とても80歳とは思えない。

 

公園へ着くと、見知らぬ人たちに「おはようございます!」と一人ひとりに挨拶をして、おばさんの隣でラジオ体操が始まるのを待った。「あら、今朝は若い人連れてきたわね、〇〇さん!」なんて声が飛び交う。ラジオ体操に集まってくる人たちがおそらく60歳以上なのは見てとれるが、わたしが『若い』カテゴリーに入るとはとても思えない。苦笑いしながら、ア、アラフィフです・・と答える。ドッと笑いが起きる。みんな知らない人ばかりなのに、とてもフレンドリーだ。わたしも可笑しくて笑う。話が弾んでいる内に6時半になって、ラジオ体操が始まった。

 

中高年と老年の人たちの集まりにわたしも加えて貰って、10分間出来る範囲で頑張って身体を動かした。ジャンプとか、飛び跳ねる体操はもう出来ないけれど、ラジオの声に合わせて深呼吸をしたり、腕を伸ばしたり、腰を曲げたり。今朝のラジオ体操は、宮城県女川町からの放送だった。

 

むかし誰かが言っていた通り、ラジオ体操って全身をくまなく動かす万能運動なんだ。正直言って新参者のわたしには、今日の10分間はかなりキツかった!隣のおばさんの方は、涼しい顔をして「あ~、今日もよく運動したねえ」と余裕の表情を見せていたけれど。お、御年80歳に負けてるよ、わたし・・。

 

早起きは三文の徳(得)っていうのは、大きな得じゃなくて、三文程度のささやかな得があるよって意味らしいけれど、今朝のわたしの満足度は、三文以上のものがあった。凄く楽しかった。みんなと一緒に身体を動かして、汗を流して、笑った。たったそれだけのことなんだけれど、とても楽しかった。

 

体操をしていた公園に、鳩の親子がいた。お父さん鳩、お母さん鳩、そして2羽の子供たち。4羽で仲良く電線に止まって、ラジオ体操をするわたしたちを見下ろしていた。こんな光景を見られたのも、早起きをしたおかげだ。

 

家に帰る途中、大好きなひまわりも朝日を浴びて元気よく咲いていた。

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