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circaのブログ

ほんでもまんで生きとるわいね

マヌケな蝉 マヌケなわたし

今日は、昨日の肌寒さが嘘のように、暖かい一日でした。曇ってはいたけれど、洗濯物を干し、掃除をして、掃除機の紙フィルターを交換して、昨日より少しだけ家事がはかどりました。料理をする体力は残っていなかったけれど、些細な、小さな達成感に満ちた一日でした。これだけ痛いのに今日はこんなに出来たじゃないって、少しだけ自分を誇らしく思える一日でした。

 

障害者になって出来なくなったことは沢山あるけれど、まだ出来ることを素直に嬉しいと思える日は、わたしの日です。失ったものを嘆く日もあります。そういう日は正直、辛いです。病気に負けてしまう日もあります。それもまた、辛いです。けれど、過去の残像に苦しむ自分も、病気に負けてしまう弱い自分も、洗濯物を干せたことを喜ぶ自分も、全部ひっくるめて、これがわたしです。

 

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今日は蝉が鳴いていました。もう9月も終わりだというのに。

 

こんな時期に一匹だけ鳴いている蝉。土から出てくるのが遅すぎた、マヌケな蝉だなあなんて思いながら、その蝉に自分の姿を重ねていました。

 

マヌケな蝉に心の中で、頑張れ蝉! 頑張って子孫を残して、そして土におかえり。カラスに見つかって食べられたりするんじゃないよ! と、エールを送っていました。マヌケでも何でもその蝉は一生懸命生きていて、自分の成すべきことを必死で果たそうとしているはずなのです。昆虫だからつまり、子孫を残すことが、蝉の使命なんでしょう。

 

不器用でマヌケな自分を季節外れの蝉に重ねて、心の中で蝉を応援しながら実は、自分を励ましているのかも知れません。そんなことを思っている自分が可笑しくて、時々笑ってしまいます。そしてふと、わたしの成すべきことって何だろうと、自分に問いかけもします。

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