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circaのブログ

ほんでもまんで生きとるわいね

師走に思い出す正月

師走に入ってやたらと思い出すのは、今年初めの出来事。

元旦の晩に、かかりつけの大学病院のERにいたこと。

救急室で処置を受けながら、寂しい思いを黙ってこらえていたこと。

元旦の朝から始まった息苦しさは、夜中には呼吸困難に近い状態にまでなって、ついでに疼痛の発作まで起きた。もう自力では動けなくなっているのに、わたしの中にはまだ遠慮やためらいの気持があった。7119に電話をして、救急要請をすべきか否かを相談したら、すぐに救急車を呼んでくれと言われて、元旦早々、味わいたくもない心細さを味わった。それが今年の元旦の出来事だった。

 

翌日の朝、始発間もない電車を乗り継いで、黙々とうつ向いたまま家路についた。

冷凍庫の中を歩いているみたいに、強烈に寒い朝だった。

処置のおかげで身体の症状は楽になっていたけれど、寂しさに打ちのめされた心はそのまま残った。

あれから間もなく一年経つんだ。

 

年末・年始と、何かと家族が集う行事の多い時期だから、あんたこたえたんだろうよ。それで身体症状にあれこれ出たんじゃないのと、わたしをよく知る友人に言われた。そうだったのかも知れないな。特に去年の暮れは、いつにも増してしんどかったから。わたしにも生き残りの家族は一応、いる。その家族から総スカンを喰らったのが一年前だった。無視されるのは、最高に辛かった。

 

それでも「友達がいれば何とかなる」って、たった今見てた深夜ドラマの台詞にあった。わたしの人生はだから、今でも何とかなっているんだ。

 

友達にメイル書こう。さっき見た深夜ドラマが面白そうだって、サラッと書くだけでもいい。寂しいと言いながら今はそのくらいしか書けそうもない。でもいいから送ろう。それで明日もし雨が止んだら、駅前まで熱いコーヒーでも飲みに行こうか。寂しい時は、何やったって寂しい。でも温かいコート着て一人で歩いて、それで一瞬でも気持が楽になれたとしたら、それだけで今は十分だよ。