circaのブログ

ほんでもまんで生きとるわいね

80年代のファッション再燃?

最近街を歩いていると、よく見かけるMA-1。あれを着て歩いているお洒落な若い女の子を見た時、「わあ、これわたしが高校生の時流行ってたやつだ」と思った。随分懐かしいものを着てる子だなあ、個性的だなあと思っていたら、通りのあちこちにMA-1を着ている男の子、女の子がいた。

 

ギョギョギョ、もしかして今年の流行ファッションって、80年代の再燃なのかな?と、遅ればせながら思う。

 

もはやファッション雑誌を見ることもないアラフィフ女子は、流行りの服に疎い。ま、ガウチョパンツは、名前にパンチがあってすぐ覚えたので、夏には着ていたけど、今はもう飽きてしまって箪笥の中で眠っている。季節外れで冬に着られる生地でもないし。それに道行く人の殆どが、もう猫も杓子もガウチョだらけで、何だかみんなが同じに見えてしまった。その途端、若い頃からわたしの中に巣喰うアウトサイダー的本能が、わたしはわたしのコーデで個性を大切にしよう、とささやいた。

 

流行は巡るんだなあ。わたしが高校生の時、ラバーソールが流行っていて、わたしはアルバイトのお給料を殆どはたいて、29,800円もする高価なラバーソールを買った。当時、わたしや友人の間では『王道』だった、ドクターマーチンのラバーソールも勿論持っていた。という訳で、ラバーソールを履いて毎日登校していた(わたしの高校は私服で、勉強さえちゃんとしていれば多少奇抜なファッションや髪型をしていてもお咎めなしの、校則のゆるい自由な校風だった)のだけれど、そんなわたしを見てある日、父が言った。「お、ラバーソールか。懐かしいなあ」「え、パパ、ラバーソールなんて知ってるの?」「もちろん。パパも若い頃履いたもんだよ。流行は巡るんだねえ」こんな会話を交わしたのを覚えている。

 

流行というのは、およそ30年周期で巡ってくるものなのかな。勿論、わたしが10代の頃と比べると、今時のMA-1はカラバリも豊富だし、微妙にあの頃とは違うのだけど、やっぱり懐かしさを感じずにはいられない。ブルゾンに限ったことではないけど、今若い子達がしているファッションを見ていると、何とはなしにわたしの高校生時代を思い出すのだ。吉祥寺の靴屋でアルバイトをしながら、お洒落に興味があって、パンクロックが大好きで、イギリスで暮らしてみたいと夢見ていた頃。奇抜な服装で目立つことが好きだったくせに、好きな男の子には告白することも出来ないシャイな奴だった。ああ、遠い目。

 

最近、病院の行き帰りに渋谷を通る度に、こんなノスタルジアを感じながら、道行く若いお洒落さんの群れを眺めている。

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